MTGマガジン

マジック:ザ・ギャザリングをもっと楽しく

構築物戦記 そうだ、構築物を使おう。

こんにちわ。構築物のジョゼです。

皆様は、MTGで特別に好きなカードはありますでしょうか?

私はあります。無限の構築物です

無限の構築物

前回の記事でも多少は触れましたが、今回はこのカードで具体的に何が出来るのかを、よく使っている二つのコンボを解説しながら、ご紹介していきたいと思います。

 

▼12体のトークンが並ぶ、美しいコンボ

まずご紹介するのは、「自身の誇示」「授業初日」を使用したコンボです。

【下準備】:6マナが出る状態で、無限の構築物が戦場に居ること。

【手順①】:最初に授業初日を使用し、履修で環境科学謹慎補講を手札に加えます。

【手順②】:自身の誇示を無限の構築物を対象に使用する。自身の誇示の効果でコピーされた自身の誇示も全て無限の構築物を対象にする。すると、対象になった回数だけ、無限の構築物トークン生成能力が誘発します。

※アリーナでこのコンボを行う時は、フルコントロールにするかオプションで「誘発型能力の解決順を自動で決める」の項目のチェックを外して頂く必要があります。

【コンボ効果】:無限の構築物トークン生成能力で、発生するトークンの数は無限の構築物のパワーと等しいです。ですので素の状態ですと、4体の1/1の構築物トークンが生成されます。そして、このコンボですと、自身の誇示3回無限の構築物を対象に取ることが出来るので、

(無限の構築物のパワー)×3(呪文の対象になった回数)=12体

12体の1/1の構築物トークンが生成され、さらに授業初日の効果により、12体全てに速攻と+1/+1カウンターが付与されます。従って、

12×2(1/1のクリーチャーに+1/+1カウンターが乗る為)=24点

2/2の12体による速攻アタックとなりますので、2体までなら、ブロックされたり除去されても、お相手のライフを削り切ることができます。さらに、授業初日の履修で、謹慎補講を選択していた場合、謹慎補講の効果により、ブロッカーを減らしたり、燃えがら地獄などをケアをすることができます。

 

【強い点】:このコンボの優れている点としては、授業初日の効果が解決した時点で、止める手段がほぼないことです。例えば、パワーワードキルなどの除去を無限の構築物に撃っても、トークン生成を1回追加するだけで逆効果ですし、否認などの打ち消しを自身の誇示に使用しても、呪文の対象にした時点で無限の構築物トークン生成能力は解決するので、コンボを妨害することは出来ません。

 

【弱い点】:授業初日を打ち消されたり、授業初日の効果の解決前に無限の構築物へ除去を撃たれるとコンボは成立しません。打ち消しはどうしようもありませんが、除去対策としては、10マナあれば、授業初日(2マナ)→謹慎補講(2マナ)→無限の構築物(4マナ)→自身の誇示(2マナ)と繋げられますので除去をほぼ完璧にケアできます。

 

3枚コンボですので、なかなか決めるのは難しいですが決まった時の快感は格別です。

あと、スカルドの決戦の効果中にコンボを決めると、出てくるトークンもかなり増えるのでさらに楽しいです。

 

▼最速4ターンで500点以上の火力を叩き出す!1点突破コンボ

次にご紹介するのは、「忌まわしい印章」「悪魔的な客室係」を使用したコンボです。

【下準備】無限の構築物と犠牲コストにできるクリーチャーが1体、戦場に居ること。

【手順①】:最初に悪魔的な客室係を戦場に出します。

【手順②】:忌まわしい印章を犠牲コストを支払い使用する。対象はすべて無限の構築物。すると、無限の構築物のトークン生成能力が2回誘発されて、8体のトークンが戦場に生成される。それにより、悪魔的な客室係の団結能力が8回誘発され、悪魔的な客室係のパワーが512点になります。

【強い点】:ヤスペラの歩哨、裕福な亭主、マグダなどでマナや宝物を生み出し、3ターン目に無限の構築物を戦場に出せれば、4ターン目に悪魔的な客室係忌まわしい印章を使用して、コンボが成立します。特に先手でこれを決めると、お相手は鏡割りの寓話ラフィーンなどを出して土地をフルタップしてることが多いので、楽しいです。

 

【弱い点】:悪魔的な客室係に除去耐性がないので、せっかくパワーを上げても簡単に除去されてしまう点です。ですので、確実に決めたいのであればヴァルキー隠し幕でお相手の手札を確認しつつ、隙を見て仕掛ける必要があります。

 

以上が、最近よく使う無限の構築物のコンボです。

https://youtu.be/CQO8ZThk-00

こちらの動画で、今回ご紹介した二つのコンボを搭載したデッキで対戦してますので興味のある方は、ぜひ無限の構築物の勇姿をご覧下さい。

 

それでは、皆様の構築物ライフを心より応援しております。