はじめまして。こんにちは。こんばんは。策謀の予見者、おじょーと申します。
MTGは紙、アリーナとさまざまなフォーマットがございますが、個人的に今最もアツいと思っているのが紙のブースターブリッツというフォーマットです。
今夜はこのブースターブリッツというフォーマットについてのご説明とともに、ニューカペナの街角収録カードの中からブースターブリッツで活躍できるカードをまとめてみました！
著者紹介
火花の学者、おじょー
赤単とリミテッドを誰よりも愛するプレインズウォーカーです。
普段はリミテッドの「クイックドラフト攻略法」「ドラフトプラン解説」をはじめ、
リミテッドがちょっと勝てるようになるかもしれない真面目な記事を書いています。
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ブースターブリッツとは
1. 対戦相手とブースターパックを用意する。
2. 各プレイヤーはブースターパックを開封し、3枚1組のデッキを4つ構築する。
*残りのカードとトークン等は脇にどけておく。
*先にデッキを全て完成させた者が最初のゲームで先攻を取る。
3. 無作為にデッキを1つ選び、3枚全てを引く。ライフ5点でゲームを開始する。
4. 各プレイヤーは任意の色マナを無限に使用でき(無限マナ)、空のライブラリーからカードを引いても敗北しない。(ライブラリーアウトしない)
5. ゲームが終わったら新しくデッキを1つ選び、負けた者は次のゲームで先攻を取る。この方法で4回対戦を行う。
6. 最も勝利数の多かった者がマッチの勝者となる。
*ブースターパックを手に入れてもう一度遊ぼう！
特徴
- たったの1パックで遊ぶことができ、お手軽かつ奥が深い、今一番アツいフォーマット！
- 超強い能力を持っているのにも関わらず、マナコストが重いというたったそれだけの理由で活躍できなかったカードが活躍できる！
- 起動型能力も無限に起動できるなど、思わぬカードが化ける！
- 14～15枚という限られたカードの中から組み合わせを考える面白さあり！
環境分析
- パワーの基準値は3。2だと3回攻撃が必要だが3だと2回で済む。1ターンの差はかなり大きい。
- 奇襲による速攻持ちが多く存在するうえインスタントでの除去は限られており、先攻有利かつ黒赤緑は強め。
- 白青は謀議という不遇メカニズムを割り当てられておりサイズの小ささも相まって不利という印象。
注意が必要なカード・キーワード
- 謀議…1枚引くことはできないため、手札が減ってしまう。一応+1/+1カウンターを乗せることは可能。なお、捨てるカードすらない状況であっても、そのパーマネントは謀議したことになります。
総合ルール 701.47b rule 701.47a で示した手順の一部あるいは全部が不可能であっても、それらの手順が完了した後で、パーマネントは「謀議する／connive」。
- 墓地のマナ総量…ルール上墓地は存在するが、カード枚数が足りず5種類そろえることは不可能。
- 身代金の要求[C]…身代金は実質無料かつ、1枚引くこともできないため注意が必要。
- かき消し[C]…相手は2マナ払い放題なので呪文を打ち消すことはできない。あなたはついでにクリーチャーを生け贄に捧げることができる。
- 強請る大入道[R]…カードを引けないうえに攻撃できない。つまり実質防衛持ち。
- 装飾庭園を踏み歩くもの[R]…パワーとタフネスが書いてあるが、7つ以上の土地が出ている状態になることがなく本当に何もしないカードなので注意。
注目カード
- 斡旋屋一家の新入り[C]…起動型能力はいくらでも起動できるようになるので実質5/5。実は白のクリーチャーの中で最大サイズ。
- 下水クロコダイル[C]…4/6というサイズかつブロックされない。出したターンに壁になるうえ、次のターン何かしら強化を絡めることができれば…！
- 受難の天使[M]…切削してもライブラリーアウトによる負けはないので無敵状態になれる。さらに一撃で勝負を決められるパワー5。めちゃくちゃ強い要素がそろっている。
- 薄暮の刻み獣[U]…手札、戦場、ライフに大打撃を与える1枚。なんかあと1枚でコンボが組めそうなカード。
- 終末の影[R]…7/7。でかい。ただでかい。以上。だがそれがいい。
- 作業場の戦長[R]…奇襲もちかつパワー5。先攻で除去がなければそれだけで勝てる。
- ジェトミアの仲介者[C]…実質無限パワー。
- ジアトラの特使[R]…奇襲もちかつパワー5。
- 電弧放出機[U]…ブロッククリーチャーをなんでも破壊できる。盾カウンターも無意味。
- 近代性の模範[C]…飛行を持っていてかつ無限パワー。間違いなく環境を定義する1枚。
