MTGマガジン

マジック:ザ・ギャザリングをもっと楽しく

レガシー布教おじさんの【土地単】

こんにちは 最近はレガシーばっかりのぐらなどです

私事ではありますが先日とあるDiscord鯖にてレガシーのリモート大会に参加する機会を頂き意気揚々と参加させていただきました

今回の参加者は自分を含め4名、BO3での総当たり戦の大会となりましたがなんとか3-0でのストレート勝利での優勝を飾ることができました

レガシーはデッキの自由度が高いこともありそれぞれ個性的なデッキが見れてとても楽しい大会でした

そこで今回は使用したデッキの紹介と簡単なサイドボーディングについて解説していければと思います

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今回持ち込んだデッキは「土地単」

レガシーではお馴染みですがそれ以外のフォーマットで遊ばれている人には少し馴染みのないデッキだと思いますので軽く解説をさせていただきます

 

土地単というだけあってデッキの内半数以上が土地カードそれをサポートするカードで構築されています

主な勝ち手段は《演劇の舞台》で《暗黒の深部》をコピーして20/20 飛行 破壊不能マリットレイジで殴って勝つが上げられますf:id:granado619:20220621143724j:image

《リシャーダの港》や《不毛の大地》などで相手のマナ基盤を止めてコントロールするなど今までのMTGで生まれた強力な土地を使って盤面をコントロールする動きもでき、対策が入っていないデッキ相手には最速でマリットレイジが飛んで来たりコントロールして相手になにもさせないという動きが可能です

 

土地単が強い相手

このデッキを選んだ理由としてデッキとしてカッコいいのは勿論ですが特徴として「フェアデッキに対して圧倒的に有利」ということが上げられます

土地単は盤面をコントロールするデッキなのでクリーチャーデッキに対してとても強いです

特に土地単を象徴するこのカード

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《The Tabernacle at Pendrell Vale》

通称名前の長い土地です

このカードは

伝説の土地すべてのクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わないかぎり、このクリーチャーを破壊する。」を持つ。

全てのクリーチャーに維持コストを要求する土地です

アグロデッキなどはこのカード1枚で常に不自由な動きを強要させられ《リシャーダの港》《不毛の大地》なども加わるとまともに動くことすら困難になります

また先述のデプスコンボなども然別、土地カードなので《揉み消し》などの能力を打ち消すでもない限り打ち消しが効かないという点も優位になります

土地単が苦手な相手

フェアデッキに対して圧倒的な制圧力を見せる一方でコンボデッキに対しては非常に相性が悪いです

レガシーと言えば理不尽なコンボがあるという印象の通り、有名なものだと【ANT】や【show and tell】などこちらに妨害手段が無いためとても厳しい対面になります

また赤いデッキの使う《血染めの月》は天敵です

 

各対面とサイドボード

・対URデルバー

基本的には微有利~有利対面だと思われますが向こうも《不毛の大地》があるため《壌土からの生命》や《森の知恵》でのリソース勝負になります

また媒介者は放置すると敗北に繋がるため相手のクロックを罰する火でこまめに処理していきます

サイドボード


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サイド後は多くの場合土地単に対してWillを減らして否定の力を入れてくる場合が多く相手は積極的にライフを削るようになります
また稲妻など火力もある相手なためエルフの開墾者を忍耐と交換して相手の飛行クロックや濁浪の執政に対して睨みを効かせます

壌土からの生命は外科的摘出の的になるため1枚減らし効き目の薄いカラカス、ゲームスピード的に遅いヴァラクート減らします

今回のリストにはないですが相手の島を機能不全にできる《窒息》もオススメのカードです

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・対8cast(親和)

このマッチはいかに相手のエムリーとウルザの物語をいなすかになります

特にウルザの物語は3章から真髄の針を持ってこられるとこちらの演劇の舞台を止められてしまうため一気に厳しくなります

幸いメインには母聖樹があり置物に触れるので不毛の大地や母聖樹、罰する火を回してコントロールしていきます

サイドボード

IN

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OUT

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サイド後は「そういうゲームじゃないよね」というカードを抜いていきます

忍耐は相手の飛行クロックを止めつつエムリーの墓地利用を止めれますし《抵抗の宝球》は《睡蓮の花びら》や《ミシュラのがらくた》のような0マナファクトのロケットスタートを押さえつけれます

そういったカードで相手を遅らせつつこちらは《活性の力》《無垢への回帰》などで相手の盤面を破壊しましょう

 

如何だったでしょうか

今回の土地単を含め「レガシーは高い」「レガシーって理不尽な環境なんでしょ!」と思っている人が多いかと思われます

実際高いデッキは多いし強いです

ですが環境は妨害が強くゲームスピード自体は緩やかなことが多くあります

またデッキの価格自体も大会用とかではないカジュアルデッキであれば数千円~1万で組めたり、マナレスドレッジなども安くて強いデッキとして人気があります

また環境デッキのひとつである「Death & Taxes」通称デスタクはレガシーの中でも10万前後でモダンのデッキと大差ない値段で組めて使えば使うほど味のあるいいデッキです

 

稚拙な記事ではありますがこの機会にMTGの歴史が詰まった沼底フォーマットレガシーに興味を持った人が1人でもいれば幸いです